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選手ケア。急遽コーチへテーピングレッスン。
後藤です。
少し遅くなりましたが…
昨日の活動内容の一部をまたご紹介したいと思います。
柔道世界選手権も4日目。折り返し。
日頃からサポートしているブルガリア代表選手(日大在学中)のケアをするためホテルの部屋を訪ねてきました。
試合2日前ですので、コンディション調整も最終段階です。
トレーナーの仕事範囲については前回も少し述べましたが、何もマッサージやテーピングだけがトレーナーの仕事ではありません。
チームや選手個人のスケジュールを把握し、どのタイミングで何を行うかがコンディションを整えるのに非常に重要であると個人的には感じています。
まぁ簡単に言いますと、試合前日に筋肉痛を起こさせるような筋トレはしないことは誰でも容易に想像がつくと思います。
これは極端な例ですが、選手がより良いコンディションで試合に臨むことをサポートするのがトレーナーの仕事の一つだと思います。
話が少し逸れました。笑
彼の部屋を訪ね、ルームメイトの選手やコーチともお会いすることができました。
普段コーチはブルガリアにいらっしゃるため、良い機会だと思い、現在の選手の身体の状態や日本での活動をご報告してきました。
ケアなどが一段落した後、コーチの方から質問が…
肘のテーピングを教えて欲しいとのこと。なんでも今回は帯同していないブルガリアにいる選手で肘の故障を抱えている選手がいるとのこと。
今回、世界選手権のサポートを一緒にして下さっている私の恩師の浅沼先生が英語でコーチらにテーピング方法を即興でレクチャーするという時間になりました。
残念ながら写真がありませんが…さすが浅沼先生といった感じでした。
※浅沼先生については、後日、本ブログにてご紹介します。
ブルガリア代表には現在トレーナーは付いておらず、コーチが選手へのテーピングも行っており1人で何役もこなしているとのことでした。
日本代表はコーチ、ドクター、トレーナー、栄養士、マネージャー、付き人、通訳などなど…
様々なジャンルのサポートする方々が選手団として帯同しています。
柔道にかける国の予算があまりにも違うからだと思います。
日本は本当に恵まれている国ですね。
※写真は大会が行われている会場(外観)