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子供の成長、今と将来が危険!!

こんにちは、本日は子供が今置かれている身体機能の低下の問題についてお話しさせて頂きます。

ロコモ(ロコモティブシンドローム)という言葉を皆さんはご存知でしょうか。

ロコモとは・・・

 

元々は高齢者の身体機能の低下に伴い介護が必要な状態のことを言います。

 

しかし近年は子供の身体がこのロコモ状態になってきていると言われ10人に4人の割合で当てはまると言われています。

このような状態が結果的に子供の運動発達の低下や、成長発達の低下を起こすことになります。

 

今起きている問題・・・・

 

30年前から外傷(骨折、捻挫など)の数が3倍にも増えていると言うデータが出ています。

 

その背景にはより便利な時代になったが故に自宅にいる時間が増え、かつ公園など運動場が減ったことによる運動不足や運動機会の減少が子供の身体機能の低下を引き起こしていると言われています。

 

その結果、具体的に、バランスを崩しやすく転倒が増える、運動量、練習量の増加に伴い体力の低下、筋力不足、柔軟性の低下により障害や怪我、痛みを訴えやすい身体になっていることです。

 

臨床やスポーツ現場での現状は?!・・・・

 

近年、当院へ来院される患者様の中には、怪我(外傷)を繰り返すお子さんが多々見られるようになってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

またスポーツ現場(小、中学生の野球)でも実際に腕立て伏せ、腹筋の10回をしっかり出来る子供は少ないです。

 

複雑なコーディネーショントレーニング(スキップ等)などのメニューもリズミカルに実施することが難しい子供が多い印象です。

 

他にもしゃがみ込みができない、片足立ちができない、身体を動かすのに必要な機能が著しく低下してきている事が現場や臨床でも珍しくない状態になっています。

 

影響はスポーツ現場だけではない!!・・・・

 

身体機能というとスポーツをやっている子供達に目線を向けがちだが、スポーツをやっていない子供の身体にももちろん影響してきます。

 

勉強での集中力の低下により結果的に成績悪化。イライラしやすい、精神的に不安定、疲れやすい、すぐに痛みを訴えやすい、肩こりが酷く感じる、などが挙げられます。

 

子供の身体機能の低下により様々なシーンで影響を及ぼしているのがお分かりだと思います。

 

次回も子供の成長についてお話しをしていきます。

 

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