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柔道部トレーナー 大会帯同では何をしている?

こんにちは、久我です。
先月は東大柔道部の歴史について投稿させて頂きました。
本日は、「東大柔道部の大会で、トレーナーがしている事」をご紹介していきます。
前回の記事にも書きましたが、年に1回、伝統の七帝戦では、2日間かけて試合を行います。
今回は昨年行われた福岡での大会の帯同日程についてご紹介していきます。
1日目
試合前日から、現地入り
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試合会場にて、調整練習
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宿舎にて(夜間)ケアや治療。
次の日の朝から、テーピング、直前にケアを必要とする選手に必要な備品の確認を行い、試合当日選手がスムーズに試合に入れるよう準備をしていきます。
練習中からその日の選手の動き、普段と違う動きをしてないか、変化がないか、コンディショニングが悪そうな選手には声掛けをしながら、状況把握に努めます。
日常から選手の動きを観察し、ちょっとした変化が大きなケガに繋がりかねません、気づきがケガの予防にもつながります。
2日目
起床5:30
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早朝アップ後、朝食をとり9時半試合開始に向けて、
選手へテーピング、ケアを行う。
試合前にアップを行い、いざ試合へ!!
試合中も試合の進行具合をみながらケアやテーピングなどを必要に応じて施し、次の試合に向けて体調管理に努めます。
2日目の試合終了後
1日で数試合を行う選手もいるので、その日の試合中の選手の身体の動きがどうだったか、身体状況を選手と話をしながら把握し、ケアを行っていきます。
前日の調整練習もいれると2泊3日の帯同になり、
2日間の試合を勝ち進めば選手の体力、精神面もかなりハードな二日間となる為、
1日1日のケアがとても重要になってきます。
また、この大会以外にも北海道や福岡、京都、他大学へ遠征試合をすることが多々あります。
特に地方遠征では、事前の準備が大事になってきます。
チーム内の怪我人、不調やケアが必要な選手などを把握した上で必要な備品を用意していきます。もちろん予期せぬ事態に備えた準備もしていきます。
次回は遠征時にはどんな準備をしているのか、「遠征帯同時に事前準備する事」についてお話をしていきます。