カテゴリー
トレーナー活動における、遠征時の準備
皆様こんにちは。
久我です。
前回は「東大柔道部でのトレーナー活動内容」をご紹介させて頂きました。
本日は、「遠征帯同時の準備」についてご紹介させて頂きます。
東大柔道部は各地の大学へ定期的に遠征しにいきます。
その際に実際、何を準備していくのか・・・・
移動手段は遠征先によりますが、飛行機や新幹線を使うことが多々ありますので、その都度チケットの手配から
治療機器も機内に持ち込むため、事前に確認し準備も進めなくてはいけません。
治療では、宿泊先の施術スペースの確保、施術の際の物品、機械の準備。
治療やケアは試合前に必要であれば逆算し、試合開始までに施していきます。
治療のスペース確保などは主務と連携して事前に治療できるスペースを作れるかを確認しておきます。
また試合へスムーズに迎えるために、チームの一日の日程把握をし、出場選手の治療をする順番も決めておく必要があります。
試合後のケアは、翌日も試合で出場する選手優先で行います。
朝も同様にドタバタしてテーピングを巻けずに試合に臨むなどないよう事前に選手個々に連絡し円滑に進むように段取りします。
次に、物品や機械は入念にチェックしていきます。
テーピングが必要な選手は何人いるのか、どの種類のテーピングを巻くのかそれぞれ必要個数を把握し不足がないように注意しています。
選手個々で身体の状態も違うので状況把握した上で準備をする必要があります。
他にもたくさんありますが、準備を細かくしていけばしていくほど選手へのサポートの質は最高のものになっていくと自分は考えております。
常により良い準備と最新の情報を得て・治療の提供をし、柔道部の目標である「七大戦優勝」を選手と共に成し遂げていきたいです。
次回は「実際に使用している備品の紹介」をさせて頂きます。