カテゴリー
靴の正しい履き方
みなさん、こんにちは。
先月、投稿しました『痛みが出にくい靴の選び方』は読んで頂けましたでしょうか?
・楽に歩ける
・長い距離を歩いても足が疲れにくい
・足の痛みが改善した
・股関節、腰の痛みが改善した などなど…
沢山のお声を頂いておりますので、この記事は足が痛い人も、痛く無い人も必見です!!
https://www.sekiguchi.in/2023/02/27/3628/
さて、今回は『靴の正しい履き方』をお話ししていきます。
正しい履き方と言っても目新しい内容ではありません。
おそらく皆さんも一度は聞いたことがある、または知識として知っていることかと思います。
しかし、その理由を皆さんご存知でしょうか?
皆さんが普段何気なくやっていたりするものも、意識して行うのでは効果も変わってきます。
ですので、是非これからお話しをする内容を意識してやってみてください。
まず最初は、
『踵をトントンする』
座っている状態で足首を90°にした状態で足を「トン、トン、トン」と靴の踵側に密着(詰める)させます。
以前にもお話をしたように、踵の硬い靴(ヒールカウンター)を履き、さらに踵をトン、トン、トンすることで踵の安定性が作られます。
2つ目は
『紐をしっかり締める』
皆さんはしっかり紐を結んでいますか?
どうしても忙しい時など横着してそのまま履いてしまう事は多々あると思います。
ですが、結ばずに緩い状態で靴を履いて歩行したり、走るなどをしたら靴の中で足の遊びができてしまい、足への負担が増加してしまいます。
(なぜ、どのように負担がかかるのかは冒頭に記載したURLより読んでみてください!!)
ここで重要なのは、ただ結べば言いわけではありません。
では、どうやって結べば良いのか・・・・
紐を一度全て緩めます!!
写真のようにはじまりの部分を除いて、全て緩めた状態で靴を履きます。
その状態から紐を下から順番に締めていきます。
足の甲の部分が靴としっかりフィットするように締めていきます。
甲の部分を緩く締めてしまうと、緩みと横ブレの原因になるので注意が必要です。
これらを意識して行うだけで
靴の中での足のフィット感が変わってきます。
しかし、いくらお話しの内容を実践して頂いても、
靴が足に合ってないと意味がない!!
そもそも靴のサイズ、足幅のサイズが足に対して大きすぎてしまうと、いくらこの正しい履き方をしても靴が足に上手くフィットしないのでぶかぶかのままです。
靴のサイズは1cm余るように作られています。
ですので1cm〜1.5cm大きい靴を履いてしまうと余計大きい靴を履いてしまうことになるので注意をしてください。
足幅で注意するべきところは、幅の広い靴を選びがちです。
足の痛み(外反母趾など)で悩みを抱えている人に多いのが、
靴の中で当たって痛いと感じると、幅の広い靴を買う人が多いです。
それだと余計に靴の中で足が遊び、痛みが取れない一方です。
なので靴のサイズ、足幅、の正確な数値を知った上で、靴を選び、履いてもらう事が必要になってきます。
皆さんは測定をして自分の足のサイズ(足長、足囲)を把握していますか?
測定をしたことがないという方は一度、実際の足長、足囲を測定してもらいましょう。
(自分が思っているサイズと意外と違ったりすることが多々あります)
正確な測定数値を知りたいなど、足のことで気になる事があれば、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい!
『足の測定希望』と送信してください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今後も皆様のお役に立てる内容を書いていきますので、宜しくお願いいたします。
久我 智耶