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サッカーにおけるフィジカルとは…
皆さんお久しぶりです
宇佐美です
前回の終わりに話した通り、サッカーの話題について触れたいと思います。
中学生では全中、高校の部活動は夏のインターハイ予選、本戦が終わり新たな新体制活動もしくは選手権予選が始まっています
新人戦も近く準備期間は残ってはいないと思いますがひたむきに頑張る子達をサポート、アドバイスが出来ればと思います。
では本題に移りたいとは思います。
今回はタイトルにもあります、フィジカルについて書いていきます。
早速ですが。。。
一般的に、「フィジカル」とは何を指しているでしょうか!?
辞書で引くと
① 物質の、自然の
②身体の、肉体の、身体的な
などの意味がある言葉になります。
なのでスポーツでのフィジカルが強いというのは②の【身体的な】部分になります。
サッカーおけるフィジカルの要素
サッカーはコンタクトスポーツではありますがラグビー、アメフト激しくぶつかり倒すというようなスポーツ
ではないですが、自分がしたい事に対してプレーエリアを見つけなくてはいけません。
自分が倒されず、正しい姿勢を維持してボールを操り続ける身体の強さが求められるのです。
では、サッカーの場合どのようなフィジカルが必要になるのか思い浮かべてみてください。
体幹の強さ
フィジカルが強いと言われる選手に共通しているのが、体幹の強さです。
体幹は広い意味では腕や脚を除いた胴体全体を指します。
しかしスポーツで重要なのは、内臓が詰まった「腹腔」を囲んでいる部分の筋肉。
具体的に腹腔は、上は横隔膜、背中は多裂筋、お腹周りは腹横筋、下は骨盤底筋群という4つの筋肉で囲まれています。
これらの筋肉が強いことで、身体の中心が安定するのです。
相手にぶつかられてもまっすぐ正しい姿勢でボールを操るためには、この体幹の強さが最も重要です。
敏捷性
敏捷性は英語ではアジリティ。
足が速い=敏捷性ではなく、サッカーではダッシュやドリブルの加速と減速、急ストップや方向転換などの速さを総合して敏捷性と表します。
敏捷性があればスピードや緩急を駆使して身体の大きな選手にも対抗可能。
あまり注目されませんが、敏捷性はフィジカルの要素としてとても重要なのです。
柔軟性
ボールを蹴るときには股関節の柔軟性が重要。
またドリブルしながら相手を手でブロックするような場合には胸椎や肩関節の柔軟性も求められます。
怪我を防ぐためにも高い柔軟性は必須。
柔軟性が高く、関節の可動域が広くなればサッカーのパフォーマンスもアップするのです。
持久力
サッカーは1試合で8kmから10kmを走るスポーツ。
持久力は最低限必要な要素となります。
とはいえその持久力は長距離走とは違うものです。
サッカーの90分間のうち実際にプレーしている時間は60分で、そのうち70%はウォーキングとジョギングを合わせた有酸素運動。
そして残りの30%のほとんどは30m以下のダッシュとなります。
このダッシュを試合の最後まで続けられる持久力が理想。
そのため筋持久力や乳酸除去能力も求められます。
最大筋力
世界と比べて日本選手の多くが劣ると言われてきたのは、最大筋力。
長い間日本のサッカー選手はウエイトトレーニングを練習にあまり取り入れていませんでした。
しかしボディコンタクトで崩されないためには脚だけでなく上半身やお尻の最大筋力も重要。
そのため近年はウエイトトレーニングで最大筋力を上げる選手が増えています。
以上の5点がサッカーをやってくうえで重要な項目です。
フィジカルを鍛えて1つこれなら負けないという長所を作りましょう!!
今回はここまでにします。
これらの事はどれが1番大事というわけではなく、全部重要な事なので細かく書かせていただきました。
次回は続きでフィジカルのトレーニング(内容)を話したいと思います、これは効果が出やすいというのを
1つ抜粋して載せますので!!
次回もまた見ていただければ幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
宇佐美