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サッカーに必要なアジリティについて
皆様こんにちは。
前回は「サッカーに必要なフィジカル」について話しましたが覚えていますでしょうか?
忘れてしまった方、初めて来ましたよという方は前の記事を見て頂けると幸いです。
サッカーにおけるフィジカルとは…|関口接骨院|練馬区・大泉学園 本院 (sekiguchi.in)
前回話したフィジカルの話を何個かのパートに分け話させて頂きます。
今回は敏捷性(アジリティ)について話していきます。
・前回のおさらい
アジリティとは!!
・加速の速さ
・スピードの速さ
・減速(止まる動作)のうまさ
・方向転換(フットワーク)のうまさ・素早さ
・相手に反応する能力の高さ
・身体のコントロールのうまさ
以下の能力を合わせたのがアジリティです。
アジリティには2つの種類があります。
1つ目は「計画されたアジリティ(=Planned Agility)」と呼ばれるもの。
あらかじめどう動くのか、次に何をするのかが決まっていてそのルートを素早く進むことが出来るかを見る練習です。
「反応性ではないアジリティ(=Non-Reactive Agility)」とも言われます。
主にラダー、コーンドリルでステップのパターンが決まっていて、次に何をするか分かっているものを指します。
2つ目が「反応性アジリティ(=Reactive Agility)」です。
1つ目の計画されたアジリティ(=Planned Agility)とは違い、事前に動くパターンがわかりません。
目や耳からの情報で反応し素早く動かせるかを鍛えます。より実践的な動きに近づきます。
以下の事を踏まえた上で個人の能力テストをしてみましょう。
今の自分を知った上で、トレーニングを積み重ね、また同じテストを行うことで、自分の成長を確認することができます。
というわけで、アジリティ能力をチェックするテストとして、よく使われるものを紹介します。
*Tテスト
①「前ダッシュ(加速)」
②「減速」
②→③「右へシャッフル」
③「切り返し(方向転換)」
③→④「左へシャッフル」
④「切り返し(方向転換)」
④→⑤「右へシャッフル」
⑤→①「後ろ向き走(バックペダル)」
アジリティ能力において大切な要素がギュッと詰まった、とても良いテストです。トレーニングとしても使えます。
*サッカーでのラダートレーニング
私がラダートレーニングを指導する時は、ウォーミングアップメニューの一環として使います。
【いかに素早く正確に動けるか】、【減速動作正しく行える】という意図で取り入れてます。
あくまでも動作確認や神経伝達のために行うので、少量を全力でやってもらいます。
*ラダードリルの例
間にマイクロハードルを使い股関節主導の動きも混ぜてトレーニングをしましょう。
実際の切り返し、動きのレスポンスはゲーム練習やパート練習で鍛えられるものだと思います…。
アジリティトレーニングは少量で楽しく行えれば動き出しの質、タイミングを
鍛えられボール使う練習にも効果が出やすくなるので参考にしてみて下さい。
今回はここまでにします。
次回もまた見ていただければ幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
宇佐美